2013年11月21日木曜日

講習会がありました。

先日、牧場でET講習会がありました。

ETとは受精卵移植のことで


通常の人工授精(AI)の場合は
和牛の種を授精しても
乳牛×和牛の"ハーフ牛"しか産まれません。

しかし!和牛の"受精卵"を乳牛に移植することで
乳牛から"純粋の和牛"を産ませることができるのです。

簡単にいうと
代理出産のようなものです(^^)


まずは前もってホルモン注射により
発情同期化した3頭の牛たちを
皆で直腸検査をし
子宮や卵巣の状態を確認し
移植できるかどうかを判断します。

今回は3頭ともOKでした♪ヽ(´▽`)/


そしてどの牛にどの受精卵を移植するか決め
授精師さんと獣医さんの指示のもと
凍結してある受精卵を解凍し注入器へセットし、ようやく準備完了となります。

そして、ここからが本番なのです。
牛の子宮内へ受精卵の入った注入器を通すのですが、、
これがまたハイレベルな技術。


人工授精の場合は発情期のため
子宮内は注入器が通りやすい状態となっておりますが

移植の場合は時期が違うため
非常に!非常に!!通りにくい状態です。


私もこの一連の流れを
やらせていただきましたが
人工授精もしたことのないため
のっけからあわてふためき
途中からプロにバトンタッチしまして
無事に移植を終えました。


ほんとに難しかった〜


しかし
出来ないこと知らないこと
新しいことに取り組むというのは
とても新鮮で楽しいですね(^-^)


獣医さん、授精師さん
丁寧に分かりやすく教えていただき。
本当にありがとうございました。

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